不動産エージェントと打ち合わせが終わり、媒介契約を締結したら、いよいよ売却活動が始まります。
その前に、少しでも高く売却するためのポイントについて解説します。
整理整頓や清掃をしっかり行う
空き家であっても、居住中(住みながら売却活動をする場合)であっても、整理整頓や清掃はできる限り丁寧に行いましょう。
大掃除をした後は、室内がすっきりして気持ちが良くなりますが、その状態を意図的に作り出すくらいの気持ちで整理整頓や清掃を心がけると良いでしょう。
居住中の場合、引越しで捨てるものは捨てておく
住みながら売却活動をする場合、室内の状況が購入者の印象に大きく関わります。
人は最初の30秒の印象で、物件を購入するか否かが決まっていると言われているくらい、最初の印象がとても大切です。
印象を良くするポイントとして、少しでも生活感を減らすこと。
そして、不要なものは処分をして、すっきりとした印象を持たせることをです。
物件を売却して、引越しの時に捨ててしまうようなものは売却活動の前に捨てておくことをお勧めします。
空き家の場合でも照明器具は残しておく
次に空き家の場合は、すっきりした印象になりますが、照明器具はできるだけ残しておくようにしましょう。
照明器具がないと、曇りの日や夕方に内覧が入った場合に、室内が見えなくなったり、印象が暗くなってしまったりします。
どうしても引越しで照明器具を持っていきたい場合は、安いシーリングライトでも構わないので、電気がつくようにしておくと良いでしょう。
最低でもリビングには照明器具を残すようにしてください。