ハウスクローバーの宮田です。
物件を探す時にやっておいて欲しいこと。
それは、住宅ローンの事前審査です。
「住宅ローンの事前審査って物件が決まっていなくてもできるの？」とよく質問をいただきますが、結論から言えば「できます」。
物件がない状態でもできますし、ご自身の予算と同じくらいの仮定の物件で通しても大丈夫です。
物件が決まっていなくても通しておくことに意味があるのです。
この記事では物件が決まっていなくても事前審査を通しておいた方がいいと考えられる理由についてお伝えします。
また最後に住宅ローンに一括審査が出せる便利なサイトがありましたので、そちらも紹介させていただければと思います。
住宅ローンの事前審査を先に通すメリット
住宅ローンの事前審査を先に通すメリットは、ずばり売主に対して「買える人」だよということをアピールするため。
そして気に入った物件が見つかったときに、物件をなるべく早く押さえるためにも必要なことであるためです。
実際に気に入った物件が見つかった時は、契約に当たって事前にその物件で事前審査を通す必要があります。
しかし、売主に交渉するに当たって、特に今のように物件が少なく、いい物件には複数の買い付けが入るような状況においては、事前審査を通しているか否かで結果が大きく変わることもあります。
事前審査で何を見ているか
なぜ事前審査が通っていると有利になるのか。
事前審査では、銀行がその人の審査をします。
そして借入可能額や個人信用情報に問題がないかをチェックして、審査の可否を出します。
実際の営業現場において、よく問題になるのが、個人信用情報です。
個人信用情報には、借入の詳細や返済の記録が残っていて、ここで返済の遅延があったり、銀行によっては消費者金融の借入があるだけでダメと言うとこともあります。
勤務先や年収などである程度判断はできますが、この個人信用情報は実際に審査をしてみないとわからないところになります。
不動産営業であれば誰しもが「えっ、この人が！？」なんて経験をしています。
だからこそ、事前審査が通っているかどうかは、間に入っている仲介業者にとっても大きなポイントになります。
事前審査の賞味期限は？
事前審査の有効期限は実際はもっと長いと思うのですが、取引において参考になるのは３ヶ月ほどくらいです。
それを超えると「少し古いね」となってしまうので、定期的に審査を通しておくことが好ましいです。
いいなと思った物件を確実に買えるように、事前準備をしっかりしておきたいですね。
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